完璧ではない でも気が利いてる
プロジェクトが佳境を迎えた頃、外部のステークホルダーは往々にして言うのです。
「もともと、どういう定義だったんだっけ?それは、守られているの?」と。
(【ほどよい仕事 乙な開発 その2】より)
そんな時、私たち(立場がユーザであれ、開発者であれ)が目指すのは、”乙”なシステムです。
予め定められた「完璧」ではないかもしれません。部外者から見たら奇妙な造りになっているのかもしれません。
でも大事なのは、それを使うユーザにとって、気が利いていることです。
そのシステムがユーザを快適にし、ユーザの仕事や生活を、よりよく変化させる道具になっていること。
もしシステムが、そんな ”乙” なものなら、それはきっと完璧であるよりも価値があるのではないでしょうか?